2022年12月18日 まだ不完全っぽいですがオーバーウォッチ2に対応したようです
『Overbuff』は、2022/12/14からオーバーウォッチ2に対応して更新を再開したようです。しかし、私の場合はBattle.netアカウントでサインインしても、自分のタグ名で検索しても、エラーが出て自分の戦績データを見ることができません。人によって見れる人と見れない人がいるようなので、まだ見れない人はエラーが解消されるまで待つしかないようです。。なるべく早くエラーが直ることを願っています。
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※ここより下の内容は、オーバーウォッチ1の頃の古い情報です。……が、基本的な見方は大きく変わっていません。所々参考になる部分もありますので、一応消さずに残します。
また、本記事の内容は、Overbuffで私自身がデータを確認でき次第更新します。
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『オーバーウォッチ』をプレイしていると、「自分は強い方なのか?弱い方なのか?」ということが、少なからず気になってくると思います。
そんな時は、戦績の詳細が確認できるサイト「Overbuff」を活用しましょう。
Overbuffとは、『オーバーウォッチ』プレイヤーの詳細な戦績が確認できる「データ統計サイト」です。
サイト利用者かつ戦績を公開しているプレイヤーのデータを集計し、「自分や他プレイヤーの戦績確認」や「自分の強い・弱いところはどこなのか?」、「自分は今、他のプレイヤーと比べてどれくらいの順位にいるのか?」というのを知ることができます。
※世界中の全プレイヤーデータを集計しているわけではないようです。あくまで、「Overbuffのサイト利用者」で「戦績を公開しているプレイヤー」を集計しており、ランキング等は、Overbuff内にある集計データ上での比較、ということだそうです。
「もっと強くなりたい!」という方などには、大いに参考になるサイトかと思います。
この記事では、私が分かる範囲でOverbuffの使い方・データの見方をご紹介していきます。
『Overbuff』の使い方
主な使い方を簡単にご紹介します。
自分の戦績を確認する
1. 事前にゲーム内オプションで、戦績のプライバシー設定を「パブリック」に変更する
2. 「Overbuff」にアクセスし、自分のID名で検索する
PC版ならBattle.netのBattleTag (例:RealReaper#1234)、PS4版なら PSN、Xbox版ならXBLの名前で検索します。大文字小文字を区別するようですので、正確に入力してください。
(※2019年8月時点:実際は、全部小文字で入力しても検索可能。大文字小文字が違う同じID名が複数存在する場合、それらが検索結果に並ぶので、アイコンやEXP値などで判断すると良い)
PC版の方は、ページ右上にある「SIGN IN」からBattle.netアカウントでログインすると簡単です。
3. 検索結果に表示された自分のID名をクリックし、戦績ページを開く
戦績ページが表示されます。
他のプレイヤーの戦績を確認する
検索欄に、戦績を知りたい他のプレイヤーのID名で検索すると、自分以外のプレイヤーの戦績も確認できます。
ただし、そのプレイヤーが戦績を公開していない場合は、戦績のプライバシー設定がアップデートで追加される前の古い情報であったり、そもそも表示されないという可能性もあります。
あまり期待せず、見れればいいなぁ、くらいの気持ちでいましょう。
ランキングを確認する
ヘッダーメニューの「RANKINGS」から、Overbuff独自指標のRatingを元にしたグローバルランキングを確認できます。
ランキングは、PC版、PS4版、XBL版の3つに分かれています。
なお、このランキングへ載るためには、最低でも100試合をこなす必要があるようです。
『Overbuff』の見方
ここからは、私の戦績データを元に解説していきます。
Overbuffでは、”クイックプレイ”と”ライバルプレイ”で別々にデータが集計されており、クイックプレイでは勝利時のみ、ライバルプレイでは勝敗に関わらずデータが記録されるようです。
※元が英語サイトのため、基本的にGoogle翻訳を活用しています。また、翻訳結果から私が勝手に意訳している箇所もあります。もしかすると誤訳している箇所があるかもしれませんが、ご容赦ください。
ページの構成は大きく6つに分かれています。以下より、それぞれ解説していきます。
Overview(概要)
一番最初に表示されるメインページです。このページでは、プレイヤーの各戦績データを一覧で確認できます。
ページ上部:「プレイヤーデータ」と「ナビメニュー」
Overbuff内での順位や現在のスキルレート、累計勝利数、推薦レベルなどが表示されています。
また、クイックプレイ(QUICK PLAY)とライバルプレイ(COMPETITIVE)の戦績は別々に集計されており、右側にある [QUICK PLAY] [COMPETITIVE] をクリックすることで切り替えが可能です。それぞれ、ここに表示される項目が少し違います。
最初は、[QUICK PLAY]が選択された状態でページが開きます。
- SKILL RANK … Overbuff内でスキルレートを比較した時の順位(単位は「パーセンタイル」。下から数えて何%の位置にいるかを表す)
- SKILL RATING … 現在のライバルプレイでのスキルレート
- ON FIRE … 活躍していた(燃えていた)時間の割合
- WINS … 累計勝利数(※クイックプレイのみ)
- RECORD … 勝利数 - 敗北数 - 引き分け数(※ライバルプレイのみ。引き分けの試合がなければ、引き分け数は表示されない)
- WIN RATE … 勝率(※ライバルプレイのみ)
- 現在の推薦レベル … マウスカーソルを合わせることで推薦の内訳も確認できる
自分の強さが知りたい場合は、「SKILL RANK」を確認します。
SKILL RANKは「パーセンタイル表示」となっており、Overbuffで集計されたデータの中で”一番下から数えて何%の位置か”を表しています。この数値が大きければ大きいほど、上位のプレイヤーということになります。
SKILL RANKの数値にマウスカーソルを合わせると、現在の自分の順位と全体のプレイヤー数が確認できます。
また、上位1000位くらいになると、%表記ではなく、”#123”のような具体的な順位で表示されるそうです。
ちなみに、私の場合は「3%」となっているので、Overbuff内の”下位3%の位置にいるプレイヤー”ということになります。
……まぁそんなものです。お察しください。。(´-`)
※この順位は、あくまで「Overbuff内に存在するデータ上で比較された順位」です。ここに含まれていないプレイヤーもいたり、戦績を公開していないプレイヤーは昔の戦績データで比較されているため、信頼性は少し低いかなと思います。
しかし、2018年8月31日現在、Overbuff内でのプレイヤーデータは126,339人分もあるようなので、一応、ある程度の”強さ”の目安くらいにはなるかもしれません。
パーセンタイルについては、こちらで分かりやすく解説されています↓
自分がオーバーウォッチでどのくらい強いのか知る方法-上級者編 - 東屋書店
ページ左部:「MOST PLAYED HEROES(最も使用したヒーロー)」
上から順に、使用時間の長いヒーローが戦績と併せて表示されています。
ヒーローの戦績は、T字型に大きく3つのエリアに分かれており、各項目の下にあるメーターは、パーセンタイル値を表したものです。メーターが右に行けば行くほど、上位の成績ということになります。
- 上半分:使用統計データ
- ヒーロー名、ランク、Overbuff独自のスコア、勝率、勝敗数、使用時間、メダル、ON FIREなど。※クイックプレイとライバルプレイでは、項目が少し違います。
- ランク部分が「∞」表記になっているヒーローは、使用回数が足りていないことを意味しています。ランクを表示させるには、そのヒーローを使用して、クイックプレイでは30回以上の勝利、ライバルプレイでは(勝敗は問わず)10回以上の試合数が必要、とのことです。
- 左下:全キャラの共通データ
- キル数、デス数、与ダメージ、回復したダメージ、拠点(オブジェクト)に関わった時間など。
- 右下:ヒーローの固有データ
- ここはヒーロー毎に項目が異なります。ここの項目が軒並み上位なら、そのヒーローを平均以上に使いこなせていると思って良いかと思います。
数値の右にある「緑 or 赤い矢印アイコン」は、その項目が”前回の数値と比べて良くなったか、悪くなったか”を示しています。良くなっていれば”緑色”、悪くなっていれば”赤色”の矢印アイコンが付きます。矢印の向きは、数値の増減方向を表しています。
※デス数などは数値が下がったほうが良いので、下矢印だけど緑色(良い)、上矢印だけど赤色(悪い)となっています。
戦績が良くなっているかどうかは、矢印の向きよりもアイコンの色で判断しましょう。
また、ヒーローの画像部分をクリックすると、詳細ページが開きます。
ヒーローの詳細ページでは、そのヒーローの「どこを改善すべきか」ということを分析できます。
各項目の縦棒グラフは、統計の正規分布を示しており、明るい部分が今の自分(パーセンタイル)の位置になります。こちらも、右に行くほど順位が高くなります。
グラフ部分にマウスカーソルを合わせると、その順位での具体的な数値が確認できます。これにより、例えば「どれくらいキル数を取れば平均以上なのか?」などが分かります。
ちなみに、私がクイックプレイでよく使っているシンメトラ(上記画像)の場合は、デス数やセントリータレットキル数は平均以上ですが、キル数や命中率が平均以下です。このことから、今後は「メイン&サブ攻撃の命中率を上げ、しっかりと相手を倒し切れるようになること」という課題が見えてきます。
※記事執筆時点では、シンメトラのロールが”サポート”になっていますが、正しくは”ダメージ”(オフェンス)になります。シンメトラは以前のアップデートでリワークされ、ロールが変更されましたが、Overbuff側のロール変更の対応は遅めなようです。
ヒーローの詳細情報については、こちらも合わせてご覧ください↓
自分がオーバーウォッチでどのくらい強いのか知る方法-上級者編 - 東屋書店
ページ右部:「ROLE RATINGS(ロール別スキルレート)」「ROLES STATS(ロール別ステータス)」「TRENDS(戦績の動向)」「RECENT ACTIVITY(直近の活動記録)」「○○○ MEDALS(メダルの統計)」「LIFETIME STATS(生涯の統計)」
プレイヤーの統計データが縦に並んで表示されています。
このデータも、クイックプレイとライバルプレイで別々に集計されています。
※2019年9月のアップデートでロールキュー制が導入されたあと、Overbuffにもロール別のスキルレートが表示されるようになりました。
Heroes(ヒーロー別)
このページでは、一覧で並べられたヒーローの戦績を確認できます。
「Overview(概要)」「Combat(戦闘全般)」「Eliminations(キル関連)」「Medals(メダル)」でタブ分けされており、「Hero」「Wins」「On Fire」「E:D Ratio」といった項目名をクリックすると、昇順/降順でソート可能です。
「キルデス比が一番高いのは誰だろう?」「ON FIREが高いのは誰だろう?」と言った、他のヒーローとの戦績比較が簡単にできます。
こちらも、ヒーローの画像部分をクリックすると、ヒーロー詳細ページが表示されます。
Recodes(記録)
このページでは、これまでの試合で記録した各種データの最高記録を確認できます。
上から順に、以下のような項目となっています。
- HIGHEST AVERAGES PER GAME … 1試合の最高平均記録
- HIGHEST IN A SINGLE GAME … 1試合の最高記録
- HIGHEST IN A SINGLE LIFE … 1回の生存中に出した最高記録
- HIGHEST LIFETIME … これまでの累計最高記録
Trends(戦績の動向)
このページでは、WINS(勝利数)やELIMINATIONS(キル数)などのデータを、時間軸に沿った折れ線グラフで確認できます。
グラフの右上にあるプルダウンメニューで、”ヒーロー別”、”項目別”に表示するデータを切り替え可能です。初期値は、「ALL HEROES(全ヒーロー)」「WINS(勝利数)」になっています。
また、ALL HEROESから個別のヒーローに切り替えると、WINSのプルダウンメニュー内にそのヒーロー固有の項目が選択できるようになります。例えば、ALL HEROESから”JUNKRAT(ジャンクラット)”に切り替えると、WINSのプルダウンメニュー内に”ENEMY TRAPS(罠にかかった敵の数)”という項目が選択できるようになります。
特定のヒーローや項目に絞り、グラフがどれくらい上下しているのかを見ることで、直近の戦績の動向を知ることができます。
例えば、メイは敵を凍らせることで自分にも味方にもキルを取りやすくし、試合に貢献することが一つの指標と言えます。その指標に注目してデータを見たい場合は、右上のプルダウンメニューを「MEI(メイ)」「ENEMIES FROZEN(凍らせた敵の数)」に切り替えます。そして、表示されたグラフが右肩上がりであるなら「前よりも敵を凍らせることが上手くなってきた」ということが、グラフの動きから分かります。
どのデータに注目するかはヒーロー毎、プレイヤー毎に違うかと思いますが、特定の項目の成長度合いを測りたい時に重宝するページです。
TRENDS(戦績の動向)は、ヒーローの詳細ページにも表示されています。
特定のヒーローのグラフを見たいのであれば、ヒーローの詳細ページから確認する方が早いです。
Activity(活動記録)
このページでは、Overbuffのデータが更新された(≒ Overbuff利用開始後に『オーバーウォッチ』をプレイした)日の戦績をカレンダー表示で確認できます。
ただし、Overbuff側の更新が失敗していたり、利用開始して初めてのデータ更新が行われた日などは、これまでの戦績が一度にまとめられて登録されるため、日によっては勝利数などの数値が大きくなりすぎることもあります。
勝利数が多い日は”緑色”、敗北数が多い日は”赤色”の丸で表示されており、丸の大きさは”その日にプレイした試合の多さ”を表しています。
カレンダー内の丸にマウスカーソルを合わせると、その内訳が確認できます。
上から順に、以下のような項目となっています。
- ACTIVITY BY CALENDAR DAY … 日別の活動記録
- ACTIVITY BY DAY OF WEEK … 曜日別の活動記録(※ライバルプレイのみ)
※クイックプレイでフィルタリングをすると全て緑色の丸になる理由は、クイックプレイでは”勝利した時にだけ”データが収集されるためです。
ちなみに、Overbuffがデータを更新するタイミングですが、プレイヤーが『オーバーウォッチ』からログアウト(ゲーム終了)した後に、バックグラウンドで自動更新されるそうです。
Compare(比較)
このページでは、他のプレイヤーと自分の戦績を比較することができます。
使い方は、ページ上部の「ADD PLAYERS」の下にある検索欄に、比較したい相手のID名を入力し、検索結果のプレイヤー名をクリックします。すると、自分の戦績の右隣にそのプレイヤーのデータが追加されます。
PC版、PS4版、XBL版などのプラットフォームは関係なく、 誰でも検索・比較することが可能です。
左上にある「ALL HEROES」プルダウンメニューからヒーローを選択すると、各ヒーローごとにプレイヤー間の戦績を比較することもできます。
また、”プレイヤー名”をクリックすることで、その人の戦績ページを直接開くこともできます。
『Overbuff』の活用例
ここからは、私の実際の戦績データを見ながら「このデータを見て、どう改善していけば良いのか?」という具体的なやり方をご紹介していきます。
マーシーの場合
上記のデータから読み取れる傾向としては、以下のようになります。
- 回復はしっかりできている(HEALINGが中央値より上)
- 生存率が高い(DEATHSが上位)
- 味方への攻撃支援が多い(DMG AMPEDが上位)
- 蘇生回数が少ない(RESURECTSが下位)
- 自分からはほぼ攻撃していない(ELIMINATIONS、DAMAGEが下位)
次に、「マーシーにとって、どの項目がより重要か?」を考えます。こちらが先でも構いません。
(※重要な項目は、各ロールやヒーローによって多少異なります)
まず、マーシーというヒーローは”回復に特化したサポート(メインヒーラー)”です。より長く生き残り、より多くの味方を回復&蘇生させることがマーシーの役割であり、最大の武器です。
このことから、”回復量(HEALING)の多さ”や”デス数(DEATHS)の少なさ”、”蘇生回数(RESURECTS)の多さ”が最も重要な要素だと言えます。
反対に、回復能力に特化しているマーシーの場合は、キル数(ELIMINATIONS)や与えたダメージ量(DAMAGE)などはそれほど重要な項目ではありません。
次に、最初に挙げた自分の傾向と照らし合わせてみましょう。
”回復量”と”デス数”は問題なさそうですが、”蘇生回数”が低いです。ということは、改善が必要そうな項目は「蘇生回数」であることが分かります。
これで、次にマーシーを使う時は「倒された味方の蘇生をもっと意識して動くようにする」という大まかな目標を立てることができます。
あとは、このことを念頭におきながらプレイしたり、上手い人の動画なども参考に試行錯誤しながら少しずつ練習していきましょう。
その後も定期的に戦績データを見て、「以前と比べてどう変化したか?自分の目標に近づいているか?」を確認することも大切です。
上記では一番分かりやすい例を挙げてみましたが、だいたいこのような感じで自分の改善点を見つけていくのが、『Overbuff』の使い方になります。
ただし、何度も言うようですが、このデータは「戦績を公開しているプレイヤーのみの集計データから算出されたものであること」、「『オーバーウォッチ』のアップデートで仕様変更される前の古いデータも含まれていること」にはご留意ください。
ライバル・プレイのスキルレートが更新されない時の対処法
- オーバーウォッチを開く
- ライバル・プレイを1回プレイする
- オーバーウォッチを閉じる
- 2分待つ
- Overbuffプロフィールを更新する
■参考にしたヘルプページ
Overbuff - Overwatch Statistics
さいごに
私の分かる範囲でOverbuffの見方・使い方を簡単に解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
私の実力はOverbuff内では下位3%と残念な結果になっていますが、それなりに楽しくプレイしています。
こうして定期的に自分の戦績を見ると、”前よりもどこが成長したのか”、”どこが悪くなったのか”ということがある程度分かってくるので、「次はこういうことを意識してプレイしてみよう」という具体的な目標を作れるのが良いですね。(^^)
伸び悩んでいたり、もっと強くなりたいという方は、こういう統計サイトも活用して、客観的に自分のプレイを見つめ直してみると良い方向に向かっていくのではないか、と思います。
拙い記事ではございますが、参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
その他の参考サイト
↑こちらも併せてご覧頂ければ、より理解が深まると思います。
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