少し前に第10弾カードパック”十禍絶傑”が追加されましたね。
今回は、そんな新カードパックで追加されたカードを組み込んだOOT(十禍絶傑)環境のローテーション用デッキ「教会疾走ビショップ」をご紹介したいと思います。
デッキ構成
ポイント
- ”頂きの教会”は、フォロワーで攻撃する直前(2ターン目以降)にプレイする
- 1ターン目に”頂きの教会”を置いてしまうと、2ターン目で出した”ユニコーンナイト”などが処理されやすいため。”頂きの教会”を出していない時は、2ターン目に出したフォロワーはそのままスルーされやすく、次のターンでしっかりと最大ダメージを与えられる可能性が高い。
- 進化権は、基本的に相手リーダーへの2点追加ダメージに使う
- 中盤に”神鳥の修道女”のエンハンスで”詠唱:神鳥の呼び笛”を出しておくと、フィニッシュを狙いやすい
- ”黄金都市”は、手札が少ない時に”相克の翼像”を高速で使い回したり、”ケリュネイア”のチョイスを発動させやすくする狙いがある
- 相手フォロワーの処理は、”明転の牝鹿・ケリュネイア”(突進)をチョイスして対処します。ターン終了時には自身を回復する能力もあるので、もし次の自ターンまで生き残れば相手リーダーへの攻撃にも参加できます。
- 1ターン目に”天象の風・ペトラ”が手札にあるなら、能力の発動は気にせずに”ゴブリン”の代わりと思って遠慮なくプレイする
- 中盤以降にプレイする余裕があるなら、他のフォロワーに”攻撃されない”能力を付与しよう。
- 終盤に”フェザーダッシュ”と合わせて、即席の疾走フォロワーにしても良い。
- 9ターン目以降になるが、”安息の従者”をエンハンスでプレイ → ”フェザーダッシュ”で疾走も狙える
- ”頂きの教会”が場にあれば、疑似的な”ヘブンリーナイト”になる。
- ヴァンパイアが相手なら、”漆黒の法典”は直接召喚で出てきた”フラウロス”に対して使う
- その場合、マリガンで”漆黒の法典”をキープしておくのも良い。
このデッキの戦い方
”頂きの教会”を使って序盤から”ユニコーンナイト”や”ウィンドプリースト・ヘイゼン”などで2点、3点ダメージを与えていき、”ヘブンリーナイト”や”聖域の執行者”、エンハンスで出てきた”壮麗なる隼”などの疾走フォロワーでフィニッシュを狙います。
序盤から中盤にかけて、効率よくダメージを与えていくことが重要になります。
マリガンでは、このデッキのキーカードとなる”頂きの教会”をキープしておきましょう。もしくは、2,3ターン目までに引けていればベストです。
1ターン目に”頂きの教会”、”ユニコーンナイト”の2枚が手札にあれば、かなり良いです。
しかし、ここで注意点があります。「”頂きの教会”は1ターン目には出さず、3ターン目に”ユニコーンナイト”が攻撃できるようになってから出す」ようにしましょう。
理由は上記のポイントでも書きましたが、1ターン目に”頂きの教会”を出してしまうと、相手に「なるほど。教会ビショップか」と早々に悟られてしまい、2ターン目に出した”ユニコーンナイト”が倒されやすくなってしまうためです。
(倒されなくても体力が減るので、次のターンに与えられるダメージ量が減る)
ですので、”ユニコーンナイト”(2ターン目に出したフォロワー)が攻撃できるようになる3ターン目に”頂きの教会”を出すようにしましょう。
3ターン目では、残りの2コストで他のフォロワーも場に出すとなお良いです。もしくは、2コスト残したままでターンを終了し、デッキから”黄金都市”を直接召喚するのも良いです。状況に合わせて選択しましょう。
中盤の4~6ターン目では、”神鳥の修道女”のエンハンス効果で”詠唱:神鳥の呼び笛”を出しておくと、7ターン目以降でのフィニッシュが決まりやすくなります。
危なそうなときは、”ユニコーンナイト”のチョイスで手札に加えた”ユニコーンスピア”などの除去カードで相手のフォロワーを処理しましょう。
また、”相克の翼像”で”漆黒の魔鳥”をチョイスし、疾走ダメージで相手リーダーの体力を削っていくのも効果的です。
ここで、相手に自分のフォロワーの処理を押し付ける(今フォロワーを処理しておかないとどんどん不利になってしまう、という状況を相手側に作り出す)動きができると、勝利は近いです。
終盤となる7ターン目以降では、前環境までの教会ビショップと同じく、”ヘブンリーナイト”の疾走、新カードの疾走フォロワー”聖域の執行者”でのフィニッシュを狙います。
また、”フェザーダッシュ”を使って他のフォロワーに疾走を付与するのも効果的です。エンハンス後の”安息の従者”に”フェザーダッシュ”を使うと擬似的な”ヘブンリーナイト”にもなりますので、フィニッシュの手段はこれまでの教会ビショップよりも豊富です。
しかし、”頂きの教会”がプレイできないと思うようにダメージを与えられず、ジリ貧になります。
そのため、マリガンでは”頂きの教会”を最優先で狙っていきましょう。
このデッキを使用した時の対戦動画

さいごに
現環境のローテーションフォーマットでは、全体的にどのリーダーのデッキもフィニッシュが前よりも少し遅くなっている印象があります。
(※個人的な対戦履歴からみた感想です)
カウントダウンアミュレットが特徴のビショップは、その中でもさらにフィニッシュが遅くなりがちですが、今回ご紹介した「教会疾走ビショップ」ですと、最速6ターンフィニッシュが可能という”アグロ~ミッドレンジ寄りの速いデッキ”となっています。
勝率は、今のところそれなりに良い感じです。
特に、自傷ダメージの多いヴァンパイアが相手ですと、ほぼ負けません。
それと、新カードの”ユニコーンナイト”とそのチョイスカード(特に、”ユニコーンスピア”)はかなり強いですね。天狐ビショップとも合いますし、おそらくどんなタイプのビショップでもデッキに入れておいて損はしないカードだと思います。
以上、何かの参考になりましたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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