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【デッドオブウィンター】砦の使命「置いていけ」リプレイ。久しぶりすぎて色々と忘れていた

『デッドオブウィンター』をプレイ中の様子

 

先日、友人たちとのボドゲ会にて、久しぶりに『デッドオブウィンター』をプレイしました。そこで今回は、その時のプレイ模様を書いていこうかと思います。

ちなみに、詳細な記録を取りながらプレイしたわけではないので、うろ覚えなところが多々あります。そのため、プレイの内容や描写がざっくりとしている点はご容赦ください。m(_ _)m

何となくの雰囲気だけでも感じていただけたら幸いです。

 

 

イントロダクション

■参加プレイヤー数:5人

■裏切り者の有無:なし

 

■砦の使命(全体目標):「置いていけ」

「置いていけ」のストーリー(概略):足手まといの無力者のために危険を冒し続けることに嫌気が差した職能者たちは、砦にいる無力者たちを見捨て、自分たちだけが生き残ろうとするために準備を始める。

 

■ゲーム開始時の準備(難易度:ノーマル)

  • 開始時の士気:6
  • 開始時の残りラウンド数:5
  • 砦に12体、他の各施設に2体ずつゾンビを追加。

 

■勝利条件

  • 追放されていないプレイヤーはそれぞれ、職能者1名に[武器]を装備させていること。
  • この使命カードの下に、ゲーム開始時のプレイヤーの数の2倍の(開始時の支援以外の)[食料]が提供されていること。各プレイヤーは自分の手番中に、[食料]のカードを好きなだけこの使命カードに対して供出できる。

 

それでは、プレイを見ていきましょう。

 

序盤:深刻な食料不足

久しぶりの『デッドオブウィンター』ということで、ルールブックを片手に都度確認しながらゲームを開始。

最初のラウンドの危機カードは、[食料]を供出するもの。(タイトルは忘れた……)

砦の使命と生存者たちにも[食料]が必要となる中、さらに[食料]が必要になるという厳しい幕開け。

とにかくまずは、各施設でアイテムの捜索をしないことには始まらない。……ということで、話し合いの結果、[武器]が出やすい”警察署”と、[食料]が出やすい”雑貨屋”を重点的に捜索することに。

 

1番手で”警察署”を捜索したプレイヤーは、1回目の捜索で[武器]を発見。しかし、その後に捜索したプレイヤーは[武器]を引くことができず、今は必要のないアイテムだけが増えていく。

一方、”雑貨屋”を漁っていたプレイヤーは、無事に[食料]を確保。開始時のアイテムと合わせ、危機管理エリアに[食料]が一気に供出された。これにより、なんとか危機カードの回避には成功する。

しかし、砦にいる生存者用の[食料]が1つも備蓄できず、1ラウンド目から早速”飢餓トークン”が追加されてしまう。それに伴って士気が1下がり、残りの士気は5となる。

また、ダイスの出目の悪いプレイヤーが積極的にバリケードを建ててくれたおかげで、幸いにも砦がゾンビに突破されることはなかった。

 

 

中盤:ゴミ山の中で飢餓に苦しむ

ひとまず、危機カードを回避するためにみんなでアイテムカードの捜索&供出に奔走する。その過程で、食料や燃料、治療薬などを積極的に使っていたこともあり、いつの間にかゴミ捨て場に山ができあがる。。

このラウンドもほとんどの人のダイス目が悪く、1ラウンド目で後回しにしていたゾンビの撃破と少しの捜索だけで精一杯。結局思ったほど物資が集められず、生存者用の食料確保は失敗。だが、危機カードはギリギリで回避に成功した。

しかし、2ラウンド目も食料が確保できなかったことで、さらに”飢餓トークン”が1つ追加され、”飢餓トークン”は合計2つに。。これによって、士気が一気に2も下がり、残りは3となる。

 

 

終盤:最後の悪あがき

ゾンビの撃退、アイテムの捜索、食料の確保、負傷者の治療、危機カードの回避、ゴミ捨て場の処理。そして、ここに来てなぜか一気に増えていく職能者と無力者……。[砦の使命]がほとんど進んでいない中、[食料]は砦の備蓄や危機カードの回避で消費され、[武器]も1人のプレイヤーしか持っていない。

そんな中、アイテムを探しに[学校]へ向かった職能者が移動時の感染判定により即死!(士気-1)
ここに来て初めての死傷者が出てしまった。

これによって感染の連鎖が起こり、[学校]にいた別部隊の職能者にも感染。しかし、不幸中の幸いか、感染判定の結果はセーフ。首の皮一枚で大惨事を免れることができた。

 

しかし、ここで一人のプレイヤーが気づいてしまう。

 

「これ……、もう詰んでない??」(・・;)

 

残りの士気は2。たとえ、生存者用の食料確保が間に合っても、ゾンビを溢れさせないようにしても、危機カードを回避できても、[砦の使命]が奇跡的に達成できたとしても、”飢餓トークン”によって士気が2下がることは確定していた。

そして、士気が0になった瞬間にゲームは終了する。つまり、裏切り者を入れていない今回のプレイでは、誰も密命を達成することができず、全プレイヤーが敗北となる。

あぁ、確かに詰んでるな……。誰も言葉にはしなかったが、テーブルを見つめる眼差しと一瞬の静寂で、全員がそう思ったことだけはなんとなく分かった。

 

だが、「とりあえず最後までやってみよう」ということになり、ゲームは続行。

何しろ『デッドオブウィンター』が久しぶり過ぎたので、ゲーム全体の流れすらも忘れていた。そのため、リハビリ的な意味を込め、一度最後までやり通すことにした。

せめて、[砦の使命]の1つである全員に1人ずつ[武器]を装備させるところまでは達成したい……!

そして、(実際にそのとおりだが)これが最後だと言わんばかりに、騒音を立てまくりながら”警察署”の大捜索を開始。しかし、全員分の[武器]を確保することは叶わず。。そのままゲームは終了となった。

 

結果は言うまでもなく、全員が敗北。最後は、”飢餓トークン”による士気の低下で幕を閉じた。

 

さいごに

今回の『デッドオブウィンター』、実はちゃんと遊んだのはまだ2回目。そして、ほぼ2年ぶりのプレイ(!)でした。

細かいルールや準備の仕方、処理の順番などを忘れており、その都度ルールブックで確認しながらの半手探り状態でしたので、プレイ時間”短”と書かれている今回の[砦の使命]ですら、1プレイで約2時間もかかっています。
(ちなみに、インスト込み&逐一ルールを確認しながらの初プレイだった前回は、なんと約4時間もかかりました……! なので、今回はこれでも駆け足で進められた方です)

 

初めてプレイしたときも思いましたが、『デッドオブウィンター』は覚えることが多く、やはりちょっと複雑なゲームですね……。1プレイの時間も相応にかかります。

もちろん、その分面白いのですが、その面白さをちゃんと理解できるまでの導入部分が少し長いかな。。
(そして、箱が大きい&重いので持ち運びが大変……)

それでも、2,3回やればスムーズに遊べるようになりそうですし、ゲームそのものは面白いです!

 

ちなみに、今回のボドゲ会はカラオケボックスで行いました。適度な広さの個室でドリンクバー付き、且つ近場のレンタルルームよりも安いので、個人的には結構気に入っています。食べ物持ち込み可なら、お菓子類を持ち寄ることもできますし。

私達はいつも4~6人くらいで集まっているので、このくらいが手頃でちょうど良い感じです。

 

「また次回、リベンジしよう」となったところで、今回はお開きとなりました。

やはり、ボードゲームはデジタルゲームにはない魅力と楽しさがあっていいですね!(^^)

 

 

それでは、今回はこのへんで。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!