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『Ending Days(エンディングデイズ)』の評価・感想。ボドゲ的な面白さを感じたNussygameの新作ローグライクRPG

『エンディングデイズ』のタイトル画面

 

2019年5月8日にiOS/Android/Web版にて正式リリースされた『Ending Days』(以下、『エンディングデイズ』)

ジャンルは、ローグライク・RPG。 以前に感想記事を書いた『Buriedbornes』の作者が放つ新作ローグライク系ゲームです。

めちゃくちゃ久しぶりに『Buriedbornes』を起動してみると、新作をリリースしたというバナーが!! しばらくプレイしてみましたので、感想などを書いていこうと思います。

 

公式サイトはこちら↓
https://edrpg.nussygame.com/

 

 

『エンディングデイズ』とは?

終末の100日間を繰り返し、魔王を倒すことが目的のローグライクRPG。

プレイヤーは好きな冒険者を2人選んでパーティを組み、世界を旅しながら最終的に魔王を倒せばクリアとなる。

魔王には最初から挑むことができるが、かなり手強いためいきなり戦うのは無謀。まずはダンジョンを攻略しレベルを上げ、様々なスキルの習得と強力な装備を揃えてから挑む。戦闘後にドロップする装備品やアイテムはランダム。

 

ゲームオーバーになるとスタート時の100日前に戻り、前回の冒険で所持していたアイテムはすべてゴールド(ゲーム内通貨)に変換される。手に入れたゴールドは次の冒険へと引き継げる。

さらに、実績を達成していればクロノシャード(ガチャを引くための石)を獲得でき、ガチャからは新たなキャラ(冒険者、サポーター、ライバル)や強化・成長アイテムが手に入る。

キャラの強さの底上げするには、ガチャから排出される成長アイテムが必要となるため、冒険→ガチャ→キャラ強化→冒険→……、というのがゲームの大まかな流れ。

 

新たなキャラの追加やシーズンイベント、機能改善・追加など、アップデートも積極的に行われており、ハマれば長く楽しめる。

 

公式サイトの概要ページはこちら↓
Ending Days — Ending Daysはどんなゲーム? - What kind of game is Ending...

 

パーティービルド要素が面白い

『Buriedbornes』は1体のキャラを徹底的に強化していくものでしたが、『エンディングデイズ』はパーティーを組んでいる2体のキャラを強化し、連携して戦うようになっています。

キャラにはそれぞれ個性があり、それらを考慮してお互いの強みを活かしたり、弱点を補える組み合わせなどを模索していくのが本作最大の醍醐味。
例えば、攻撃が得意、スペルが強力、手数で勝負、ひたすら殴るのが強い、状態異常系が得意、特定条件で真価を発揮、……などの特徴を持つキャラがいる。

さらに、冒険中に特定の条件を満たしていくことでパーティー内の絆レベルが上がり、1戦闘中に1回しか発動できない”絆連携奥義”という超強力な技が使えるように! この絆レベルを上げる条件は各キャラごとに決まっており、どのキャラが組むかによって使用できる連携奥義が変わってきます。

ゲーム開始当初は2キャラしか選べませんが、1,2回冒険を終える頃にはガチャを結構回せるようになっていますので、そこで新しいキャラをGETできばさらに多様な戦い方ができるようになり、一気に面白くなります!

 

また、スキルの種類が本当に豊富で、キャラの相性だけでなく、習得していくスキルの組み合わせを試行錯誤するのも楽しいです。

よく分からないときは、公式wikiを見てみると大変参考になります。

 

ちなみに、使用可能なキャラは、課金することで好きなキャラをすぐに開放もできます。お目当てのキャラがガチャから排出されるまで待てない!という方は、手っ取り早く課金で開放した方が良いでしょう。

 

ボードゲーム的な面白さがある

冒険開始時には、自分たちのパーティー以外に「サポーター」と「ライバル」を各3体ずつ設定できます。

「サポーター」とは、冒険中に買い物ができる商人のような存在であり、ランクを上げていくことでパーティーに様々な恩恵を与えてくれます。

「ライバル」とは、冒険中に不利になる効果を与えてくる邪魔な存在であり、強力な敵として立ちはだかります。ただし、倒すことで強力な装備や補助効果を獲得でき、パーティーをさらに強化できる、一長一短な存在です。

このサポーターとライバルにも多くのキャラが用意されており、それぞれ強さや得られるものが異なります。さらに、一部の冒険者には特定のライバルを倒すことで絆レベルが上がる、という条件が設定されていたりもします。

結局パーティー強化が目的のカスタマイズ要素ではあるのですが、自分のパーティーとは別の登場人物を変更できることで、世界観がまた少し違って見えたりします。

 

100日をループし何度も繰り返し遊ばせることが前提のリプレイ性、自分たちだけでなく周りを取り囲む状況をある程度いじれるカスタマイズ性、全体マップを俯瞰する視点で進むデザイン性などが、どこか”ボードゲーム”に近い面白さを感じました。
(プレイ感覚的には『ドラスレ』に近い感じがしました)

 

さいごに

要素は多いですが、それぞれがとても簡潔にまとめられており、非常に遊びやすいです。別ゲーですが、『ダンジョンメーカー』が気に入った方にもおすすめ。

私の好みと合っているからか、Nussygameさんのゲームはやはりおもしろいですね。押さえるべき”面白さのツボ”はしっかりと押さえられており、芯のある感じが好きです。

 

『Buriedbornes』とはまた違ったおもしろさがある『エンディングデイズ』。気になった方はぜひ一度プレイしてみてください。
※スタミナ制ではないため、やりすぎにはご注意を。

 

 

それでは、今回はこのへんで。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

 

Ending Days

Ending Days

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