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『エースコンバット7』の評価・感想。少し難しいが初心者でも楽しめるフライトシューティングゲーム

軌道エレベーターのその先へ手を伸ばすエルジアの王女ローザ・コゼット・ド・エルーゼ【エースコンバット7】

 

『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン』(以下、『ACE7』)のキャンペーンモードをクリアしましたので、感想などを書いていこうと思います。

※筆者は『ACE7』がシリーズ初プレイの初心者です。
※操作タイプは「EXPERT」、キャンペーンモードの難易度は「EASY」、
クリア時間は「約15時間」です。
※PS VRを所持していないため、VRモードに関しては割愛いたします。
※重大なネタバレは含みません。

 

 

”良い”と思ったところ

エルジアのドクター・シュローデルが大空を飛ぶミハイを見上げている様子【エースコンバット7】

 

リアルに表現された「空」

「空の革新」をテーマに制作されていることもあり、雲や乱気流を始めとするリアルな気象表現と空の美しさ、広大な空間表現が素晴らしく、普段の生活では感じることのない”空”を思う存分堪能できました。

 

両国の視点から描かれる「ストーリー」とそれを盛り上げる「音楽」

無人戦闘機が変える空の戦い、登場人物たちが織りなす苦悩や葛藤、複雑な戦争の模様などが描かれるストーリーは少々小難しいところもありましたが、過去作を知らない私のような初心者でも楽しめました。

ストーリーに合わせて壮大な音楽が盛り上げてくれる終盤の展開は、特に胸アツでした!

 

ミッションをクリアしていくごとに自分の成長が感じられる難易度

私は初心者ということもあり、難易度EASYでキャンペーンモードをプレイしましたが、EASYでも中々歯ごたえのあるミッションが多かったです。

そもそも戦闘機(飛行機)特有のあの操作に慣れるまで少し時間が掛かりましたし、ある程度操作に慣れてきても、攻撃を当てるコツを掴むまでは1ミッションをクリアするのに1時間以上かかることもざらにありました。

しかし、それを乗り越えてエンディングまで到達できた時は、自分の成長を感じられて嬉しかったです。

 

”イマイチ”と思ったところ

マルチプレイヤーモードの説明画面【エースコンバット7】

 

戦闘中の無線会話が頭に入りにくい

これは私が初心者だからというのもあるかもしれませんが、必死で機体を操作している戦闘中に無線会話を聴いている余裕がありませんでした。ロックオンアラートが鳴っている時などは特に…。

そのため、なんとなく全体のストーリーは把握できましたが、”細かいところで何が起こっていたのか”がちょっと把握しにくかったです。

 

マルチプレイモードが少し物足りない

キャンペーンモードクリア後にマルチプレイモードもやってみましたが、ルールが2種類しかないのが少し物足りなく感じました。

欲を言うと、キャンペーンモードのように自チームの特定機体(プレイヤー機でもNPC機でも)を守り抜く「護衛」や、プレイヤー以外のNPCも混ざって戦う「PvPvE」みたいなモードも面白そうだなぁ、と思いました。

 

一番苦戦したミッション

自分が撃墜された瞬間のシーン【エースコンバット7】

 

個人的に一番苦戦したのが、ミッション5,6,14,20です。

ミッション5,6では、安定した自機の操作と攻撃のコツを掴むまでに時間がかかりました。しかし、ここである程度操作に慣れることができたので、以降のほとんどのミッションは1時間以上かけることなくクリアできるようになりました。

後半のミッション14,20は、針の穴に糸を通すような繊細な操縦技術が問われる内容が含まれており、その部分で何度も失敗しました。

ラストミッションとなるミッション20では、最後の最後で壁にぶつかってやり直すことが多く、めちゃくちゃ低速でとにかくぶつからないようにすることだけ集中していたため、そのあたりの無線通信がほぼ頭に入っておらず、エンディングの感動が少し減った感じがしたのが「ちょっともったいないことしたなぁ…」と思いました。

しかし、敵の殲滅のみに終始せず、このようなミッションがあるのは面白かったです。

 

総評

軌道エレベーターに沿って成層圏近くまで上昇したところ【エースコンバット7】

 

勧善懲悪ではない”ストーリー”と壮大な”音楽”、リアルな空を縦横無尽に翔ける”爽快感”と”空の美しさ”が魅力のフライトシューティングゲーム。操作に慣れるまでが大変で、マルチプレイモードはちょっと物足りない。

 

操作タイプ「EXPERT」の場合は操作のコツを掴むまでが大変なので、私と同じようなシリーズ未経験の初心者の方は、操作タイプ「STANDARD」でプレイする方が良いかもしれません。

ストーリーについては、シリーズ未プレイの初心者でも問題なく楽しめますが、過去作を知っている方はさらに深く楽しめると思います。

 

さいごに

今作がエースコンバットシリーズ初プレイということで少し不安なところもありましたが、思っていた以上に楽しめました。

特に、普段見ることのできない成層圏ギリギリまで上昇した時の景色と、雲の上から見る”空の美しさ”には思わず見とれてしまいましたし、「戦闘機や飛行機ってこういう風に操作しているのか」ということを知ることができたのも、プレイして良かったなと思います。

 

また、私はプレイできていませんが、VRモードは多方面でかなり高い評価を受けているようですので、VRモード目当てで『ACE7』を手に取ってみるのも良いかと思います。

 

 

それでは、今回はこのへんで。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

公式サイトはこちら↓

ace7.acecombat.jp

 

 

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