『Legends of Runeterra(レジェンド・オブ・ルーンテラ)』(以下、『LoR』)のデッキ紹介第3弾。今回は、チャンピオンなし、フォロワーなし、ランドマークなし! すべてスペルカードのみで構成したネタデッキを作ってみました。
大型ユニットを展開する相手以外なら、思ったより勝率良かったです。
デッキ紹介
※↑の画像は、「【LoR】ルーンテラ用デッキ画像ジェネレーター | TealRedのルーンテラ徹底攻略wiki」を利用させていただきました。
▼デッキコード
CIBQCAYGBYCQCBAEBIPSONAGAIDACDASCQPT6AQBAECDCAIDAQJAA
戦い方
大体こんなことを考えながらプレイします。
マリガン
- 優先キープ:「偽りの発砲」「モンキービジネス」or「キノコパーティー」
- コンボセット1:「鉛の忠告」「モンキービジネス」
- 小型ユニットを大量展開してきそうな相手のとき:「偽りの発砲」「モンキービジネス」「スタティックショック」「トゥルーショットパラージ」など
- 大型ユニットを展開してきそうな相手のとき:「キノコパーティー」「進歩の日!」など
このデッキのキーカードは、「モンキービジネス」と「キノコパーティー」です。この2枚の地道な1ダメージがそのまま勝敗に直結するため、優先的にキープします。相手が1ターン目に体力1のユニットを出してきそうなら、「偽りの発砲」もキープしておきましょう。
コストが高い「トゥルーショットパラージ」は交換候補ではありますが、相手が体力3以下の中コストチャンピオン(アッシュ、ルブラン、エズリアル、ドレイブンなど)を3,4ターン目に出してきそうな場合、交換せずにキープしておくのも良いです。その場合は、1,2ターン目にマナを使用せず、しっかりスペルマナを貯めておくことが重要になります。序盤のダメージは甘んじて受け入れ、相手がチャンピオンを出したターンに退場してもらいましょう。
基本戦術
相手ユニットをダメージ系スペルで処理しつつ、最後は相手ネクサスに直接ダメージスペルを叩き込んでフィニッシュを狙います。
序盤~中盤は、ネクサスよりも相手ユニットの処理を優先します。「キノコパーティー」「偽りの発砲」「モンキービジネス」「スタティックショック」「ダブルアップ」などで相手ユニットを倒しつつ、隙きあらばネクサスの体力も同時に削っていきます。
序盤は「鉛の忠告」→「モンキービジネス」のコンボがおすすめ。まずはこのコンボを狙ってみましょう。「鉛の忠告」は、基本的に”追撃”効果を発動するために使っていきますが、終盤のフィニッシュにも使える大事なカードです。単発で使うよりも効果的に使える場面がいくつかありますので、手札が溢れそうな状況以外では決して単発では使わないようご注意ください。
他にも、早めに「キノコパーティー」を使うことで「モンキービジネス」の追撃チャンスが生まれやすくなったり、終盤のフィニッシュチャンスが生まれやすくなります。マナ管理に気をつけつつ、できるだけ「キノコパーティー」もプレイしていきましょう。
上記よりも優先度は低めですが、もしも狙えそうなら、「最後の忠告」→ダメージスペルやパウダーモンキーで撃破&手札補充するコンボも混ぜていけるとなお良いですね。
注意点として、序盤での”手札切れ”だけは気をつけてください。無駄撃ちを避けるため、相手のチャンピオンからデッキ構成を予想し、どのカードでどのユニットを処理するか、パスをするタイミング、マナ管理などをしっかりと意識することがプレイングのコツです。
相手ネクサスの体力が12前後になったら、フィニッシュムーブを意識します。
このデッキで相手ネクサスに直接ダメージを与えられるカードは、以下の6種類。
- 「鉛の忠告」:1ダメージ
- 「偽りの発砲」:1ダメージ
- 「ミスティックショット」:2ダメージ
- 「超エキサイティン!」:3ダメージ
- 「スタティックショック」:1ダメージ
- 「トゥルーショットパラージ」:1~3ダメージ
- 「ダブルアップ」:4ダメージ(※倒せそうな相手ユニットが場にいる場合)
さらに、「火薬を足せ!」と組み合わせることでダメージを底上げし、一気に勝負をかけられます。相手にアタック権がある場合は、相手がアタックし終わってから「火薬を足せ!」をプレイするようにしましょう。体力が1以上残っているなら、まだ負けていません。
ただし、それでも「火薬を足せ!」は相手に処理される確率が非常に高いです。「火薬を足せ!」で火薬樽を出す→相手がパス→自分がダメージスペルをプレイ→相手がスペルで先に火薬樽を破壊しにくる、というパターンが多く、なかなか上手く決まりません。どうしようもないときはどうしようもありませんが、もしも手札に「鉛の忠告」が残っているなら、火薬樽を相手に破壊される前にバーストスペルの「鉛の忠告」で無理やり火薬樽を使い切ってしまいましょう。このときのために「鉛の忠告」を1枚残しておくのもアリです。
「超エキサイティン!」も勝負を決められるフィニッシャーカードの1つですが、手札を1枚破棄しなければならないため、手札管理が重要になります。使用する際は、破棄するカードと残しておくカードを慎重に選びましょう。
一応、破棄候補として「最後の忠告」「早業」「早業で”奪ってきた相手カード”」「ポロキャノン」「ポロキャノンで生成した”命知らずのポロ”」の5つを想定してデッキを組みました。これらは必ずしも「超エキサイティン!」のために無理して残す必要はありませんが、使いどころが限られていてけっこう余りがちなので最初から破棄用に割り切ってしまっても良いかと思います。
手札が足りなくなりそうなら、事前に「進歩の日!」で手札補充しておくと使いやすいです。
「トゥルーショットパラージ」は中盤以降、複数の相手ユニットを処理しつつネクサスにもダメージを与えられ、フィニッシャーにもなる便利なカードです。
ただし、コストが高いので使用するタイミングとマナ管理には気をつけて。もし序盤で3枚すべてが手札に来ても、その後に十分なリターンを得られる可能性があります。簡単には諦めず、粘り強く戦ってみましょう。
このデッキの魅力
「完全なネタデッキだし、あんまり勝てないだろうなぁ」と思っているのに、粘り強く戦っているといつの間にか勝ち筋が見えてくる不思議なデッキです。今のところ、勝率もそれほど悪くありません。
ですが、プレイング難度が高めでけっこう頭を使います。相手のデッキ構成を予想できる経験や知識などもある程度必要になるので、万人におすすめできるデッキではないでしょう。
『LoR』に慣れてきて「ちょっと変わったデッキとか使ってみたいな~」と思っている方やテクニカルなデッキが好きな方には、おすすめできそうな気がします。
プレイ動画

▼動画の目次
- 00:00 デッキ紹介
- 00:50 VS エズリアル/ドレイブン <ノクサス/ビルトーヴァー&ゾウン>(勝利)
- 08:30 VS エズリアル/ティーモ <フレヨルド/ビルトーヴァー&ゾウン>(勝利)
- 17:22 VS スレッシュ/ナサス <シャドウアイル/シュリーマ>(敗北)
- 24:34 VS オレリオン・ソル/トランドル <ターゴン/フレヨルド>(敗北)
- 31:56 VS ブラウム/ゼド/セジュアニ/トリンダメア <フレヨルド/アイオニア>(勝利)
- 45:10 VS ゼド/ルル/ゾーイ <アイオニア/ターゴン>(勝利)
さいごに
このデッキが苦手な相手は、”体力と攻撃力が高いユニットの複数展開する相手”、”バフ・回復系カードを多用する相手”です。地域的には、ターゴン、フレヨルド、デマーシア、エフェメラル系シャドウアイル、名声・砂塵兵系シュリーマ、ディープ系ビルジウォーター、バリア・スペルシールド多用系など。スロウスペルが多めなので、アタック時に追加で召喚してくる相手にも対応しにくいです。
有利な相手は、”体力が低いユニットを展開する相手”、”バフ・回復系カードが少ない相手”です。地域的には、ノクサス、ビルトーヴァー&ゾウン、蜘蛛系シャドウアイル、イルーシブ系アイオニアなど。出してくるユニットの体力が平均4以下なら対応しやすいです。また、ネクサスを少し回復されるくらいなら、なんとか押し切れます。
まぁ負けるときは負けるので、そういう相手と当たったときはカードの引き運にかけてみるか、潔く降参しちゃっても良いと思います。
ちなみに、デッキ名の「スペルハッピー」は、”トリガーハッピーのスペル版”という意味で名付けました。
「スペルオンリー」とかでも良かったのですが、何のひねりもないのが寂しかった。
それでは、今回はこのへんで。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!