嗜む程にゲームを味わう

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流れていく風景を横スクロールアクションとして妄想していた話【雑記】

10月7日(金)放送の『気づきの扉』という番組で子供の不思議な行動を紹介しているのを見て、ふと思い出した。

 

私は子供頃、車に乗って外の景色を見ているとき、マリオやソニックといった横スクロールアクションのキャラが道路の縁石や建物の縁、電線などを自分と同じ速度で走ったりジャンプしたりしているという妄想遊びをよくしていました。

窓から見える範囲をゲーム画面、車が走る速さを画面スクロール速度とし、そこから見える風景をコースにして頭の中で目に入ってくる風景(コース)とそこを走るキャラを瞬時に合成しながら、どうやってキャラが走ったり飛び越えたりしていくのかをひたすら想像する遊び。

走るコースはその日の気分によってまちまち。たとえば、あるときは歩道の縁のみを走るコースにしてみたり、あるときは建物の屋根のみを走らせてみたり、大きな交差点では電線や横断歩道の白線をコースの足場に見立てたり。建物の窓の縁のみや横を走る車の上をコースにしてみた日もありました。

ちなみに、この遊びにゲームオーバーは基本的にありません。なぜなら、途中でゲームオーバーになると目的地に到着するまで間が持たないから。ただし、失敗はあります。ジャンプしたはいいもののどうしても次の足場が見つからないときやルートが見つからないときなど。その時は、次似たような場面になったらどうやって失敗せずに次へ進められるかを考えたりしていましたね。まぁ、そんなことを考えている間も外の景色はどんどん流れていくので、パッと思いつかなかったらマリオみたいに上から復活して再スタートしていました(笑)

一応これは「ゲーム」ではなく、車に乗っているときの暇な時間をやり過ごすための「暇つぶしの妄想」です。なので、基本的にクリアやゲームオーバーは想定せず、ひたすら現実の風景を走り抜けるキャラを想像するだけ。正直、これを遊びと言っていいのかはよく分かりません。ですが、自分の中では遊びの一種です。

 

私は昔から車の中で本を読んだり携帯ゲーム機で遊んだりするとすぐ車酔いしていたので、車に乗ったら外を見ることしかすることがありませんでした。そんな中でなにか面白いことないかなと考えていると、いつの間にかこんな遊びをしていました。子供の頃から、遊びといえば一人でも友達とでもほぼゲームという生活でしたから、なんとなくゲームっぽいものと結びつけてしまうのは自然なことだったように思います。

 

とくにオチはないですが、そういえば自分はそんなことをしていたなぁ……という思い出話でした。

 

 

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